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≪ダーツの種類≫


ダーツには、ハードダーツとソフトダーツがあります。

ハードダーツは、ブリッスルボードと呼ばれる麻で
できた的に金属製の矢先(ポイント、スティールチップ)を
つけた矢を投げます。

世界大会やトーナメントはハードダーツで行われます。

ダーツボードの大きさは、英国公式サイズで
13.2インチです。


ソフトダーツは、プラスティック製の穴(ビット)が
開いている的に対し、プラスティック製の矢先(チップ)を
つけた矢を投げるスポーツです。


得点計算やゲームの進行等は的に組み込まれている
コンピュータが自動で行ってくれるので、初心者でも
始めやすいスポーツです。


ダーツは14世紀頃イギリスで生まれたスポーツで、
兵士がワイン樽に向けて矢を放つ遊びから始まった
とされています。


やがて、矢を手で投げるようになり、現在の短い矢に
変化しました。

的もワイン樽から木を輪切りしたものへと変化して、
木の年輪や乾燥によるひび割れが現在のダーツボードの
得点システムの基となっています。


ブリッスルボードが発明されるまでは木の輪切りを用いたが、
矢が刺さりやすくするために水につけて柔らかくして
いましたが、使い込むにつれて木が傷み、不快な臭いが
発生する問題がありました。

その後イギリスのノドア社がブリッスルボードを
開発しました。
社名の「Nodor」の由来は、「No Odor(臭わない)」
からきているようです。




ダーツ
写真:wikimedia


≪ダーツの構造≫

ダーツの構造は、矢先からバレル、シャフト、フライトと
呼ばれていて、矢先は、ハードダーツの場合は金属製
(ポイント、スティールチップ)でソフトダーツの場合は
プラスティック製(チップ)を用います。


ハードダーツは長さは固定ですが、ソフトダーツはロングと
ショートの二種類が有ります。


投げるときはバレルと呼ばれるダーツの本体を持ち
的を目がけて投げます。


バレルは、細くて重いものが好まれるため、密度の高い
ニッケルやタングステン製のものが多く、滑り止めの
刻みや好みの形状の物を選びます。


重さは14〜26gと様々ですが、ハードは20g以上、
ソフトは16〜20gが妥当と言われています。


シャフトは、フライトをつけるためのパーツです。
シャフトの長さとフライトによって直進性が変わってきます。


磁気を付けてグルーピングをしやすくする物や、
フライト装着部分が回転するものなど種類は豊富にあります。


フライトは、ダーツの羽根の部分のことをいいます。
安定性を大きく左右するパーツです。


形状、大きさによって軌道が変わり、大きなものの方が揚力が
得やすく、安定性はありますが、ダーツの速度が速い場合は
直進性が失われます。




≪ダーツのルール≫

ボード(的)の中心点から垂直に173cm下ろした位置から、
スローイングライン(矢を投げる線)までを
ハードダーツは237cmでソフトダーツは244cmです。


ゲームをする時には、プレイヤーは3本のダーツを一組
として持ちます。


参加するプレイヤーはスローイングラインに立ち、
ボードに向かって3本のダーツを投げます。
この3本のダーツを投げることを「1スロー」といいます。


ダーツを持ってスローイングラインに立ってからは
ドロッピングというルールに従い、ダーツを誤って落とした場合、
プレイヤーの体がスローイングラインを越えた場所につかない
という条件内でなら拾うことができます。


ボードに刺さっているダーツの点数を計算し、
ダーツをボードから引き抜いて次のプレイヤーと交代します。


すべてのプレイヤーが一巡するまでを「ラウンド」と言い、
ゲームごとに決められているラウンドまで繰り返します。




ダーツボード
写真:wikimedia


≪ダーツボードの説明≫

ダーツボードボードは円を20等分してあり、
外周に点数の数字が表記されています。


中心のにある二重の円をBULL(ブル)と言い、
内側は25点×2(ダブルブル、インナーブル、インブル)、
その周囲は25点(シングルブル、アウターブル)。


的には2つの帯状の輪があります。
一番外側にある輪をダブル(ダブルリング)と言い
点数の2倍、内側の輪をトリプル(トリプルリング)と言い
点数の3倍として計算します。


ダブル、トリプル、ブル以外のエリアはシングルと言い、
周の点数そのままとして計算します。


ゲームの種類にもよりますが、ボードで最も点数が高いのは
インブルの50点ではなく、20トリプルの60点です。




≪ハードダーツのゲーム≫

世界選手権など公式競技では501ゲームと言われる
ルールで行われています。


投げる順番の決め方は、一本ずつの矢をダブルブル(中心)に
向かって投げ、近い人が先攻となります。
これを「ミドル・フォー・ディドル(センターコーク)」と言います。


ゲームは、通常、ストレートイン(オープンイン)・ダブルアウトで
行われます。


先攻の人から、3本ずつ矢を交互に投げます。
そして、ささった矢の得点を持ち点501点から引き、
先にゼロ点にした人の勝ちとなります。


ただし、最後にゼロ点にする時はダブルで終えなければなりません。
これをダブルフィニッシュ(チェックアウト)と言います。


先攻がゼロになるとそのゲームは終了なので、
後攻の人は明らかに不利です。
後攻の人がゲームに勝利した場合、
テニス同様に「ブレイク」と呼びます。




≪ソフトダーツのゲーム≫

【カウントアップ】

プレイヤーはボード上の点数をどんどん加算していきます。
ダーツの中でも一番単純なルール。ゲーム終了後に最も点数の
高いプレイヤーの勝ちです。


8ラウンドで行われ1ラウンド最高180点×8ラウンドで
1440点が最高点となります。



【01ゲーム】

先にちょうどゼロにしたプレイヤーの勝ちとなるゲームです。
ハードダーツでは公式競技で501ルールを適用し、
先に501点の持ち点をゼロにした方が勝ちになりますが、
他にも101、301、701の持ち点で競うゲームもあります。


残りの点数よりも大きい点数にヒットしてしまった場合は
「バースト」となり、そのラウンドの最初の点数に戻って
しまいます。
この時、1本目でバーストしてもプレイヤー交代となります。


通常は「オープン」と言い、シングルエリアでもゼロ点に
することができますが、他のルールに「ダブルイン」
「ダブルアウト」があります。


ダブルインは、最初にダブルリングにヒットしない限り、
それ以外の点数はすべて無効となります。


ダブルアウトは、最後にゼロ点にする時にダブルで
得点しなくてはならない、というルールです。


例えば、残り20点だった時、ここからゲームを
終わらせる(フィニッシュ、ダーツアウト)には、
10のダブルだけということになります。



【クリケット】

陣取りゲームです。得点となる点数(15〜20とブル)の
エリアに3本ダーツを刺すことで自陣とします。
4本目以降から得点になります。


ただし、相手が同じエリアをクローズした場合、
それ以降プッシュ出来なくなります。


トリプルは3本分、ダブルは2本分、インブルは
2本分と計算されます。
1本目が20トリプルに入った場合はそれだけでクローズ、
既にクローズしていれば60点の加算となります。



【その他のゲーム】

・スタンダードゲーム
プッシュした点数を自分の得点とし、
得点の高い者を勝ちとするゲーム。

プレイヤーが二人の場合は常にこのルールとなります。


・カットスロートゲーム
プッシュした点数を他のプレイヤーに加算していき、
得点の低い者を勝ちとするゲーム。

他のプレイヤーへの得点加算が残りのプレイヤーに見込めるため、
戦略がノーマルゲームとは変わってきます。


・ローテーション
1から順番に2・3・4・・・と投げて
最後にブルを3回入れるゲーム。

3投目が目標の数字に入った場合はラウンドは
繰り越されないので練習には最適です。




ダーツ
写真:wikimedia


≪ダーツプレイの基本≫

ダーツの基本は、グリップ、スタンス、構え、投げ方を
しっかりと身につけることが上達の原則です。

基本ができてから、自分にあったダーツの投げ方や
フォームにしていきましょう。


またいろいろな練習方法がありますが、
テイクバック、リリース、フォロースルーごとに
フォームをチェックをして、ポイントを絞って
練習するのが効果的です。


いずれにしても地味な数稽古はかかせないので、
楽しく練習できる工夫と上級者の投げ方の分析が
上達の近道です。



【スタンスと構え】

利き腕側の足をダーツボード方向にして
身体を安定させます。

また身体をひねらないスタンスで立つことで、
コントロールをつきやすくします。


構えはダーツで最も重要です。構えたときに
身体がふらついたり、力が入りすぎると
スローイングのコントロールが安定しなくなります。



構えの重要なポイントは3つです。

@視線
首を傾けないように左右の目を水平に保ち、
利き目でダーツの位置に視線をあわせます。


A姿勢
背筋を自然に伸ばし、猫背や前のめりに
ならないようにします。


B肘(ひじ)
ひじはスローイングするときの支点軸になります。
ひじをボードに向けて垂直に立てて
リラックスした高さで構えます。



【スローイング】

構えの姿勢が安定していればテイクバック、
リリース、フォロースルーの各動作とも
安定した流れになります。


基本の構えをしっかり身につけ、
腕をスムーズに動かす練習を繰り返すことで
上達本に出ている理論がすんなり頭に入ります。


フォームの基本をしっかり体で覚えることで、
スローイングで言われるダーツコントロールの理屈も
理解できるようになります。




≪ダーツ用語≫

■ハットトリック・・・
1スローでブルエリアに3本入れる事


■スリーインザブラック・・・
ハットトリックと同義で、3本ともインブルの場合


■スリーインアベッド・・・
1スローで同じ点数のトリプルかダブルに3本入れる事


■トンエイティー・・・
1スローで20のトリプルに3本入れること


■ホワイトホース・・・
1スローで20、19、18・・・と、
それぞれのゲームで得点となる
エリアのトリプルに、1本ずつ入れること


■ロウトン・・・
1スローでの合計得点が101点以上の場合


■ハイトン・・・
1スローでの合計得点が151点以上の場合


■ハイオフ・・・
01ゲームにて1スローで101点以上の
得点を取得し、かつフィニッシュした場合


■シャンハイ・・・
1スローで同じ点数のシングル、ダブル、
トリプルに1本ずつ入れること




≪ダーツ関連リンク≫

■社団法人日本ダーツ協会

■日本ソフトダーツ協会

■ジャパン・ダーツ・オーガニゼイションズ

■ジャパン スポーツ フェデレーション オブ ダーツ


≪ダーツ専用TV≫

■『9darts』
http://9darts.tv/



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